工業高校で、AutoCADや3DCADを使った工業部品の作図をする製図などの特殊教科を勉強していました。
週に一回ある実習では実際に旋盤で鉄を削ったり、溶接したり、回路を組んだりと様々なことを体験していました。

私の通っていた工業高校の企業説明会に来て下さったのが当社を知ったきっかけでした。
実際に企業見学などもさせていただいて、高校で学んだことを活かせるかなと思ったことと、CADが純粋に好きだったのでここに入社して図面を描こうと決めました。

ひたすらに見直しです。
当たり前ではありますが、一つ一つ現場の仕様などを確認しながら配管同士の交差は本当にできるのか、配管は天井内に収まっているのかなど、「家」という人が生きていく上でとても大切なものに携わっているからこそ、初心を忘れることなくこれからも当たり前を大切にしていきたいです。

身近でありながら全く知らなかった住宅の中身を覗くのも楽しいのですが、自分が頭を悩ませながら書き上げた図面がそのまま現実になったときの喜びはとても大きかったです。
難しいなと思う部分は、仕様やルールなど覚えなければならないことが多いことです。

工業高校に通っていたと言っても、学びの多くは「機械」や「鉄」に関することで、建築関係は右も左もわからずゼロからのスタートでした。
そこから少しずつ施工図も描けるようになってきたときや、職人さんの会話が少しでも理解出来たとき、何もわからなかったゼロだった時よりも確実に進めてるなと感じます。

まるまる1つの現場の図面を描き上げられるようになることです。
まだまだスピードも知識も足りませんが、いつか達成できるように努力を重ねていきたいです。

私の就職活動は、学科も教科も学年も関係なくひたすら色んな先生を捕まえては面接の練習をしていただいたことと、何回も何回も履歴書を書き直したことが記憶のほとんどを占めていますが、頑張れば頑張った分だけ自信がついてくるようになると思うので、どうか挫けずに頑張ってください。